時代の流れ

数日前のニュース。

TRI-Xの100ftが在庫限りで販売終了ということです。

これだけ書いてわかる人はかなり写真について詳しい方でしょうね。

 

TRI-Xはコダック社のISO400黒白フィルムです。

100ftは100フィートの意味。

コダック社の100フィート長尺フィルムが販売終了ということです。

 

100フィートだから約30.5メートル。当然こんな長いフィルムを詰め込めるカメラは(特殊用途を除き)ありません。

専用の機械(フィルムローダー)を使用して、空の35mmフィルム用パトローネ(135型パトローネ)に詰めかえます。

100フィート1巻から36枚撮りで17~18本分のフィルムを作れるはず。

 

学生時代、カラーフィルムは高価だし、自分で現像~プリントができないためにこれを使用していました。

空のパトローネは当時ヨドバシカメラの地下に下りる階段の途中に置いてあったのを、無料で持ち帰ることができました。(当時のヨドバシカメラは今の新宿西口マルチメディア館の南館の部分だけ。黄色い特売価格表で有名でした。・・・これを知っているのは年配の人だけだろうな)

富士フィルムのパトローネはパトローネの蓋が簡単に外れるのでこれを好んで持ち帰りました。コダックのフィルムは蓋がかしめてあり、蓋を外すと変形してしまうのでNGです。

 

空のパトローネの出っ張っているほうの軸を固いものの上でたたきつけると、けっこう簡単に分解できます。

フィルムローダーに100ftのフィルムを装填するのだけは暗室(ダークバック)で行い、後は明るい場所でOK。

フィルムの軸にフィルムローダーからちょこっと出ているフィルムの先をテープで固定し、パトローネを装着して、パトローネの蓋をかぶせ、フィルムローダーのふたを閉じます。

次にフィルムローダーの目盛でフィルム撮影枚数が分かるようになっていたはず。

あとはフィルムローダーの蓋を開き、フィルムの先端をはさみで切り、パトローネのほうのフィルム先端をカメラに装填できるようにはさみで整えれば完成。

長尺フィルムがなくなれば、もうこのような作業ができなくなってしまいます。

 

もっともいまどきフィルムを使う人はわずか。

コスト的にも手間の上でもデジタルカメラにまったく太刀打ちできません。

写真学校の生徒さんやプロの写真家でもデジタルが主流でしょう。

 

時代の流れなのですが、パソコンなどを使用しなくてもネガ(スライド)を見ることができるフィルムの良さは捨てがたいのもがあります。

 

最近レコード針の売れ行きが伸びているというニュースも。

過去のものになったとされる技術でも特有の長所があり、それが分かる人にはかえ難いものなのでしょう。

 

 

店長まさひろ@からだせいび

 

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